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■ IMEソフト

Google日本語入力 

利点 ●フリーソフト
●固有名詞の変換に強い
●ソフトが自動でアップデートされる
欠点 ●MS-IMEに比べて、メモリを多く使う

IMEというソフトウェアをご存知でしょうか?
あまりなじみのないソフト名かもしれませんが、意識せずによく使っています。
キーボードで打った文字を、パソコンに出力する文字入力補助ソフトです。
ひらがなを入力後、漢字などに変換するのもIMEソフトが行なっています

IMEを意識されていない方は恐らく『MS-IME』を利用していると思います。
MS-IMEはMicrosoft社のIMEソフトでWindowsに標準で入っており、WordやExcelなどのOfficeとセットになる入力ソフト です。
Officeとセットということで、バージョンもMS-IME2003やMS-IME2010と複数あります。
最新バージョンのOfficeを購入すると、最新のMS-IMEをインストールすることができます。

そこで今回ご紹介するのがGoogle日本語入力です。
これは検索エンジンGoogleが提供するIMEソフトで、無料で利用することができます
無料といっても、インストール後に広告などが表示されることはありません
ネットにつながってさえいれば最新版へのアップデートも自動でやってくれます。

僕もGoogle日本語入力を愛用していますが、特に便利さを感じる点は固有名詞の変換機能です。
人物名や書籍名、テレビ番組名、ネットスラングなどを入力する際、数文字打つだけで目的の変換候補が表示されます。
新しい言葉にも順次対応しており、はやりの用語を小説に取り入れる際、重宝します。
入力ソフトなので小説に限らず、Eメールを作ったり、ブログやツイッターの書きこみでも、当然使えます。

MS-IMEに比べてメモリを多く占有するということからか、低スペックマシンでは動作が厳しいという声もありますが、一昔前の僕もマシンでも操作性に問題ありません。
Google日本語入力を使用するためのシステム要件はこちらを参考にしてください。

MS-IMEとばかり比べてきましたが、もう一つ有名なIMEソフトがあります。
ワープロソフトの一太郎と対になる『ATOK』という入力ソフトです。
日本語変換には定評のある有料IMEソフトなのですが、僕は使ったことがないため、いいとも悪いとも言えません。
Google日本語入力がサービス停止になるとか、有料化するという事態になれば検討するかもしませんが、現時点で僕はATOKに乗り換えるつもりはありません。

Google日本語入力はフリーソフトですので、一度試してみてはいかがでしょうか。

⇒ Google日本語入力ダウンロードページ