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■ プリンター

レーザープリンター(モノクロ)

利点 ●印刷のコストパフォーマンスが高い
●印刷することで推敲しやすくなる
欠点 ●高速印刷の反面、消費電力が大きい
●データ応募の新人賞では印刷紙が不要になることも

テキストエディタ のページでも若干触れましたが、ライトノベルの新人賞では応募作品を紙媒体のみで受けつけているレーベルがあります。
メジャーどころではラノベ最大手の電撃小説大賞、アニメ化等メディアミックス作品も多いMF文庫Jライトノベル新人賞、『涼宮ハルヒ』シリーズで有名なスニーカー文庫大賞などです。
これらの賞に応募する際はA4用紙100〜150枚ほどプリントアウトします。
これだけの枚数を印刷するので、印刷スピードと消耗品の費用が無視できなくなります。
その点を考慮して最も効率的なタイプが、モノクロのレーザープリンターです。
レーザープリンターは高速かつ高品質な印刷が可能で、一枚辺りのコストがインクジェットプリンターと比べて安上がりになります。
消耗品はホームセンター等でも売っている1,000円前後のインクでなく、数千円するトナーですが、トナー1つで数千枚の印刷に耐えるようなので、一枚辺りの費用は1〜2円ほどになると思います。

レーザープリンターを勧めておきながら、僕はインクジェットプリンターを使っています。
複合機に憧れてC社のプリンターを買ったのですが、インク代が割高に感じます。
新人賞に2〜3回ほど投稿するたび、インクを購入しています。しかも黒ばかり
ざっくりした計算ですけど、一枚辺り4円前後くらいのコストだと思います。
こうして見ると、レーザープリンターの約二倍くらいですね。
この辺の事情を知っていればレーザープリンターにしたかもしれませんが、買ってしまったものは仕方ない。
当面インクジェットプリンターで我慢します。
皆さんもすでにプリンターをお持ちであれば、無理してまで買うことはないと思いますよ。

ライトノベルのレーベルではテキストデータで投稿する新人賞もあります。
CDなどにデータを保存して送付するGA文庫大賞えんため大賞ファンタジア大賞に至ってはWeb上からデータを送信します。
データ応募の新人賞ではプリンターが不要でしょうか?
僕はそんなことないと思っています。
プリントアウトした紙は推敲時に効果的です
推敲とは完成させた小説の誤字・脱字チェックやストーリーの矛盾チェックのことですが、パソコンのディスプレイを眺めているのと印刷した紙では、たいぶ印象が変わります。

◆パソコン画面上では見落としがちな誤字を発見できる
◆第三者的な視点で自分の書いた小説を読むことができる

上記の理由から、僕はデータ応募の新人賞に投稿する際も、一度全ページプリントアウトしてダメな部分を添削していきます。
ただし推敲用の原稿はそのまま投稿するわけじゃないので、不要な用紙の裏紙を使ったり、新しい紙に両面印刷したりしています。

それらも踏まえて、両面印刷可能なモノクロレーザープリンターをご紹介します。
プリンターに対応するトナーと、印刷用紙もありますので、興味のある方はご覧になってください。